パーマカルチャーについて
オーストラリア発祥のパーマカルチャーとは、パーマネント(永続性)と農業(アグリカルチャー)、そして文化(カルチャー)を組み合わせた言葉で、永続可能な農業をもとに永続可能な文化、即ち、人と自然が共に豊かになるような関係を築いていくためのデザイン手法です。私たちの命を支えている自然の恵みである食べ物やエネルギー、水などがどこからきてどこへ行くのか、そして自分の毎日の生活がそれらにどのように関わっているのかを知り、汚染や破壊を引き起こすのではなく、より豊かな生命を育むことが出来るようにそれらと関わっていくこと。そして争うのではなく喜びを分かち合うことを前提とした人間社会を築いていくこと。
Permaculture Center Japanより
レインボーフォレストではパーマカルチャーデザイナー/ソイルデザイン代表の四井真治さんを師事しお招きしながら時間をかけて手作りしてきました。
土づくりやろ過装置、農にエネルギーのシステムなどまだまだ途中ですが
自然との共存を目指すこの仕組みが何かのきっかけや参考になれたら幸いです。
バイオジオフィルター
排水を濾過する仕組み。
法律的にはそのまま流せる浄化槽からの排水
しかし、栄養が豊富過ぎる為、その水で魚は生きる事は出来ない。
そこで排水路を整え多孔質の石などをろ材に使い水質を渓流レベルまで戻せる装置。
またろ材の上に栄養をたくさん必要とする植物を生やす事により
より確実にろ過できる。
また、そこに水が留まる事により生物の多様性を産み以前より
その土地がより豊かになる。
レインボーフォレストでは
廃材の赤瓦を建築現場などから貰い集め
手作業で細かくチップにして手作りの貯水式排水路に敷き詰めました
その上には空芯菜を植えて自分たちの排水の栄養で育った空芯菜を
また食べる事が出来きる上、排水は魚が住めるレベルになって自然に戻ります。
*THE FARM*
微生物の力を使いながら自然農法を実践中。
土を作る。
粘土質の土壌の為、心配でしたが実りました。
土の中に沢山の微生物を住まわせて土壌を豊かにしていきたい。
堆肥枠や堆肥小屋(予定)を設置し、枯れ葉や枯れ草、生ゴミなどを入れる。
土を作る為に生ゴミが無くなる。
土は作物になり、また身体に戻る。
OTHER NATURES
ジャングルの中の川と隣接する土地柄、様々な自然の場面を目の当たりに出来ます。
春のヤエヤマホタル 渡り鳥の来島 サガリバナの森、川に滝 マングローブに海そして星
この瞬間だけの奇跡をご覧下さい。
FUTUER
人が暮らす事によってその場がより豊かになる。
持続可能な暮らしは自然をリスペクトする事
僕らは自然の一部
家族と向き合い、木や花、植物に動物と向き合い、菌類と向き合い
仲良く支えあいながら生きていく。そんな場所を目指し
命のしくみにそった暮らしを丁寧に実行する。
するとゴミが減り、土が肥え、作物が実る。
小さな点も、点と点が繋がれば大きな輪になる。
そんな一つの小さな点として何かの役に立てたら幸いです。
多様性の象徴の虹 レインボーフォレストが虹の一部になれますように
この場は今日より明日、今年より来年、どんどん大きな実りが現実になっていくはず。
消える森
深刻な環境破壊
守るべきものは何か
それぞれの価値観
その中で見つけた自然と調和する暮らし
未来の子供達の為に
今自分が出来る事を
一生懸命